君との365日

「その顔は知らんかったみたいやな。俺とりっちゃんの仲や、許してくれるわ。顔の傷がある程度癒えるまでは安静にしときや?」

「うん、分かった。ありがと。李花ちゃん達は?」

「俺が軽う殴って追い出しといた」

何気にやること黒いよね。
でも、助かったのかもしれない。

「綾芽達には…?」

「まだ言うてへん。羽音の傷が治ったら全部話してや?一応、あいつらには転んだとでも言うとくわ。見舞いも来るさけ」


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