雨と虹と小さな初恋
変わりばえない日常。
人はそこにスパイスを求めるもの
学校行って、バイトして、馬鹿やって
青春について話したり私からすれば在り来たりな毎日

あぁ、自己紹介しとくね。
私は、桐嶋奏(きりしま かなで)
そこいらにいる普通の高校生
変わってるといえば目の色素が薄いくらい
「あーあ、六月って雨ばっか」
雨は好きじゃない
傘って重いんだもん。

ーにゃんー
「にゃんこ?猫の声がした」

雨の音で聞こえずらいけど、猫の声
奏はゆっくり声がする方へ近づいていく。
「あ!」

ゴミ捨て場に居たのは小さな猫と死んだ様に倒れてる男の子。
年はそんなに変わらなさそう。
「だ、大丈夫?」
男の子が反応したのか顔をあげると奏は息を飲んだ
かっこいいとかそういうのじゃない
綺麗・・・
「にゃー」
は!いけないこのままじゃこの仔もこの人も風邪ひいちゃう!
「にゃんこは一旦ごめんね。鞄に入っててくれるかな?」
鞄ににゃんこをいれて肩に担ぐと、男の子を引っ張りあげ足を引きずるような形で家へと向かう。初めて家が近くてよかったと思ったわ

玄関に彼を座らせて、にゃんこを鞄からだしてあげる。あぁ、お風呂沸かさなくちゃ
両親を早くに亡くした私は高校からほど近いマンションに一人で住んでいる
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