* another sky *

「玲ちゃん、…大胆だね…。」


「好きよ、翼…。」


「…っ、ったく。

玲のその顔、ほんと反則。」


―――――――！！


「俺、…っ、煽られっぱなしだよ。」


甘くて、優しい痛みが、私を襲う。

背中を反らして、逃げようとする身体を、翼はしっかりと掴まえた。


「た、すく…、待って、…。」


内腿を這う、翼の舌。

奥を掻き乱す指先が、快感を、呼び起こす。


「…い、や…。」


突き抜けるような感覚が、私を突き上げてしまいそうになった時。

敏感な突起は、翼の舌によって包み込まれた。


――――――――！！


「も、だめ、――――。

…あ、……っ、いやあっ、……っ！！」


何度も、何度も押し寄せる甘美な刺激に、泣きながら声を上げた。


痺れた身体に、翼がゆっくりと侵入してくる。


「た、すくっ…。」


翼、だから……？

もう、おかしくなっちゃうよ……。


動きを速める翼の背中に、腕を回した。


「たすく、…

た、すくっ…。」


「……っ、たまんないね。」


翼を、愛してる。

これが、私の気持ち。


「愛してる。」


何度も立ち止まって、向き合えた。

確かな、確かな、私の本当の気持ち…。


「ああ、――――。

もう、絶対に、離さない。」


こんなにも深く、愛しい気持ちがあるなんて、知らなかった。


もう二度と、離れない。


次は私が、翼を守るから……。