89×127


「何だお前、中川も一緒に勉強してたのか?なんだかんだ仲良くやってんじゃねーの。」



「違うよ兄ちゃん!あたしが中川くんを見て勝手にドキドキしてるだけだよ!」



途方もなく心臓を動かしてるんだよ!



「だから、なぜ兄ちゃんになったんだオレ。お前の中で何があった。」


「だって松下たつのりってよばれるの嫌なんでしょ?」


「だからって兄ちゃんはないだろ。なら松下たつのりの方がましだわ。」


「じゃあそれで。」


これで公認だね。




「で、なに?中川のこと見てドキドキしてんのお前?青いねー。」



にやにや笑う松下たつのりに顔に熱が集まるのを感じた。

仕方ないじゃんドキドキしちゃうのは無意識なんだから!




「お顔が赤いですよ真鍋さん」


「お顔が悪いですよ松下たつのり」


「悪いって何だおい」


「そのままの意味です。」




「何でもいいので、戻って勉強を教えてください。」




お前は本当に切実だなおい。






< 136 / 243 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop