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戸惑い


―――


「へー。見つかったんだ、貴公子。」


「だから王子様だっていってんじゃん!」


「見つかってよかったね。」


「うん!」



次の日の朝一、渚さんの明らかに「うるせぇなコイツ」と訴えてくる冷たい目線も華麗にスルーして、お守りの写真を発見したことを伝えると、よしよしと頭をなでてくれた渚さん。

「詳しくは放課後にでも聞いてあげるから落ち着きなさい。」


その一言で一蹴されてしまいました。



ーーー

「で、写真、どこにあったの?サッカー少年?」


うずうずと一日を過ごし、やっとの事で放課後を迎えたあたしは、嫌そうな顔をする渚を学校近くのファミレスに引っぱりこんだ。




「そう!あのね、中川くんは実はお兄さんの弟で、いろいろお話できて、ちょっとときめいた!」


「……ひかりさん。一回落ち着いて、話を頭の中で整理してから話しましょうね。」



そんなこと小学生のころから言われ続けているよ!

今更改めて直すなんて難しい!






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