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「お前、そう言うところはちゃんとしてんだな。」


「渚さんの教育の賜物です。」


「…亀井に教育されてんのかよ。」



常識的なものは渚さんに叩き込まれました。

というのは冗談で、やさしく時に厳しく、たくさんのことを諭されました。



「ま、頑張れよじゃんけん選抜。」


「松下たつのりのためにも頑張ってあげますよ。」


「招待状もそのとき持ってくるつもりだから、みんなにもそれとなく言っといてくれ。」


「そうやってさりげなく仕事させるのうまいっすよね。」


「これがプロの技術だ。まぁ、文句言わずに任されてくれよ。」



別に任されるのが嫌なわけじゃないけど、こうもさりげなく言うこと聞くのが癪に障るから言ってみただけだよ。


適当に生返事を返し、さっきの一言の後劇的に真面目に部活に取り組むサッカー部の面々に焦点を当てに、校庭の中ほどまで繰り出すのだった。





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