89×127

「お顔が赤いですよひかりさん?」


「気のせいだ。お前の目がおかしい。」


「お、恭介ー…!」

「えっ……?!」



ともやんがあたしの後ろに向かって手を
振る。

まるでそこに誰か知り合いが現れて挨拶するかのように。



今の流れじゃ完全に中川くんだ。
名前呼んでたし。



マジかそれはちょっとと言うかかなり嬉しいけど、今会ったら完全にテンパる。


テンパって何かしら変なこと言う予感しかしない。

なんて嫌なフラグなんだそれ。


しかもともやんの前でとか、かなりまずいぞ。
絶対馬鹿にされるぞそれ。

うわぁどうしよう!




「……あー、真鍋?」

「なんだ。」


「えーっと……なんか、ごめん。」


「…なにがだ。」


「今のはオレの嘘です。」



その言葉を聞いてバッと後ろを振り向くと、そこに中川くんの姿はない。




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