一緒にいようね。

逆バレンタイン



「着いたよ・・・」

着いたところは動物園だった。

ゆうちゃん、動物園に行きたかったの??

小さい頃は良く来ていた動物園。
そんなに広くは無いけど、楽しかった思い出がある。


「じゃ~行こう!!」



私は中に入ろうとすると、急に手を繋がれた。



え?どうしたの??


私は驚いて、ゆうちゃんの顔を見た。
ゆうちゃんの顔は真っ赤だ。



そのままどんどん歩いていく。


ゆうちゃん・・・


全く手を離そうとはしない。




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