ラスト・チャレンジ~最後の挑戦~
研究室

桜の花びらがピンクのじゅうたんのように、道路に落ちていて、花満開で笑っている桜の木・・・・春。



私は今日、今、大学に入学する。





「緊張してきたよぉ~・・・」

「大丈夫っ!私もいっしょじゃん!受かっただけありがたいと思え!あはははは!」

笑いながら私の背中をバンバン叩く友達の、美咲の隣には、私<日向 ラン>がいた。


「その笑い方やめてくんないかなぁ・・・幼なじみの私にはチョイきついよ?」


私と美咲は、小学校からの幼なじみ。二人とも頭脳が似ていたらしく、テストの点数もほぼ一緒だった。



「まぁまぁ。だから、緊張すなってことじゃ!」


「いきなりじいさんになるなよ!」


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