†狼BOY×赤ずきんGIRL†

『柚姫ぃ！！どこ行ってたの？！もう始まるよ！！』

といい楓が私の手を引っ張る。


なんだか気持ちがスッキリした。
失敗しても私には皆がいる………


『いちについて………よぉーい…………パンｯ』


すごいスタートの音と同時に、リレーが始まった。


私は第四走者。
アンカーだ。


二位で第二走者にたすきが渡される。


『頑張れぇ〜！！』


皆が１つとなり応援をする。



そしてそのまま第三走者へ。


次はいよいよ私……

私たちは今二位だけど一位との差はわずか。
頑張れば抜かせる距離だ。


私は風をきりながら懸命に走った。

私は一位の人と並んだ。


はぁはぁ。
かなり息がきれてきた。

でも、絶対に勝つ！！



そして……


『一位はA組です。』



私は最後に一位の人を抜かした。