恋愛ポエム
交通事故
霧が濃い雨の日

私は君と出かけた

君と出かけたことが嬉しくて
浮かれていた

プップー


「危ないッ…!」


ドンッ




____君は死んだ


私をかばって死んでしまった


私は涙が枯れるほど泣いて

ご飯も食べれなくて

毎日吐いていた


だけどあるとき、君の声が
聴こえたんだ


「俺が守ったお前の人生 
 大切にしなきゃ許さねーからな」


幻聴だったかもしれない

だけど私には確かに聴こえた


君の怒ったような、声が
頭の中に響いて、私は泣くのをやめた


そして、笑った

君の分まで笑って笑って笑って…


君の分まで一生懸命生きよう


そう決めた



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