メガネのダサオ君
「まぁまぁ!
歩そこまでにしない?
ここに立ってたら先生来ちゃうし」
もうお昼休みが終わっちゃう
そしたら先生にみっかっちゃうし
そんなことになったら…兄たちに悪いし!
「あぁ、分かった!
んじゃとことん話してこいよー」
なんて言って廊下をまた全速力で走って去っていった。
「じゃ、行こっか!
図書室でもいいよね?」
図書室なら普段誰も来ないし
静かだからとことん話したりできるだろうしね
「あっ…は…い……。」
図書室は東校舎の一番奥にある
不気味だし何より遠いから普段は誰もいない
1年時によく何故か男子に追いかけ回されていたから図書室を見つけてからは私の安らぎのばしょになった!
ガラガラガラ
図書室のドアを開いた
あいかわらず中はちょっとホコリっぽいww
ケホッケホッ
後ろで咳が聞こえた
「ちょっと待ってて?
すぐ窓開けてくるから」
桜井くんにそう告げると
8個の窓を開けにいった
この図書室結構広いんだよね
4階まであるし
カラカラカラ
ふぅ~やっと全部空いた!
疲れた……。