オトシモノ~君が零した星屑~
土方の小姓・・・・・なんか、物凄く振り回されそうなんだけど。
げんなりしながら、分かった、と頷く。
非常勤隊士ってことは、人を斬るのも少ないんだよね?
「面倒って、おめぇな・・・・・まぁ、そうなんだが」
口元を引きつらせながら、必死に笑みを作ろうとする土方。
そんな土方を横目に、私は頭に浮かんだ疑問を口にする。
「ねぇ、私試験とか無しでいいの?」
「ん?入隊試験はしないが、力量試し的なものはするぞ」
ニィッと笑うこの美丈夫さん・・・・・すみません誰か、竹刀貸してくれませんか?