オトシモノ~君が零した星屑~


そう、この一言から全ては始まる。



「今夜、お前の歓迎会をすることになった」


「え・・・・・いらない、そんなの」



部屋でお茶の準備をしていると、微笑みながら土方はそう言った。


思わず、急須を落としそうになりそれを、ギリギリの所で受け止める。


歓迎会ってことは、隊士の前に顔出さないといけない。


それは自分的に嫌なんだけど・・・・・



「これは隊士達の休養も兼ねるから、要らないと言ってもやるからな」


『容姿を気にしているのだろう?それなら、俺がそなたから出たら問題無い』



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