オトシモノ~君が零した星屑~


目が、いきなりの光に慣れだした頃、私はゆっくりと身体を起こした。



「おい、大丈夫か?」


「別に、もうあんた達に心配される必要なんてない」



顔を伏せながら、冷たく跳ね除ける。


今更、態度変えて何のつもりなのか。


あの時の恐怖は、今は不思議と感じなかったが、その分腹立たしさと疑念が渦巻いていた。



「・・・・・すまなかった」


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