イジワル王子の溺愛





「ねぇ、あれ佐久間くんじゃない?」






「きゃあー!会えるなんてウソみたーい」







斜め前の席の女の子達の声が聞こえた






ふん、俺の人気今も健在…







「調子乗ってんじゃないわよ、翼」




「……いでっ!」








テーブルの下で雪姉が俺の足を踏んづけたのは言うまでもない




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