イジワル王子の溺愛




目を覚ますと、そこは真っ白い天井だった






「……ん……」





身体を動かそうと無意識に力を入れて、顔を歪めた






身体中が、痛い



焼けるように痛くて動けない






なんで?




俺はどうしてここにいる?





それにさっきの夢はー……





思いだそうとすれば、頭の奥が痛んだ





椎香1人を置いて俺がいなくなる




そんな最悪な夢だった












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