イジワル王子の溺愛




抱きしめる代わりに腕を広げると、椎香が飛び込んできた







「よかった…っ翼が生きてて…っ」





「うん、ごめんな…」






ぎゅっと椎香を抱きしめる





もう離さないように







「翼、好きだよ」




「ん、俺も」






一瞬見つめ合い、キスを落とす





今までのキスとは違う





2人の気持ちが通った、幸せなキスだった






< 337 / 360 >

この作品をシェア

pagetop