3度目の結婚

子供達の恋

side REN

俺は、『海藤　蓮。』　１７歳。

今年、高校３年生になった。

俺は、双子で、妹がいる。

名前は、『海藤　凛』身内の俺が言うのもなんだが、
凛は、可愛い！

母さんに似てか、癒し系の可愛さがあって、学校の中でも超人気がある。

しかし本人は、至って天然系で、自分がモテるなんて微塵も思って
いない。

そして俺は、親父に似たのだろう。

正直女に不自由したことはない。

性格も、小さい時から親父を見てきたせいか、俺様だ！

でも、学校や知らない人には内緒！

知っているのは、凛と親父と、幼馴染の傑（すぐる）くらいだ。

勉強もそこそこ出来るし、スポーツもなんでも熟す。

それでモテないはずはないか・・・・・！

「蓮、今日も凛ちゃん可愛いなー！」

「傑、凛はお前には、やらん！」

「ちぇ、ケチ！良いじゃんか、親友の彼女が妹なら。
　一生の付き合いが出来るぞ！」

「バカ言え、お前にかかったら、遊ばれて終わりだ！
　凛を、そんな男のもとにやれるか！」

「それ、酷くね？俺、まるで鬼畜じゃん！」

「言われても、可笑しくない様な事ばっかりだろ！お前は！」

「・・・・・・・。ケチ・・・」

そんな傑との会話をしていると、

「蓮、帰ろう！」凛が迎えに来た。