3度目の結婚
結婚生活は、彼の両親との同居だった。

仕事を辞め、田舎に帰り、専業主婦としての
新しい生活が始まった。

しかしそんな中、私の父が結婚式後、体調を崩し
入・退院を繰り返すうちに、体調を崩して、2か月後に
亡くなった。

そして義父も、もともとあった病気が悪化し、父の
半年後に亡くなった。

義父が亡くなったことで、相続などの手続きをしている
うちに、とんでもないことが発覚した。

家の土地が、サラ金の抵当に入っていたのだ。

それも彼の名義の土地に。

嫁いだ家は、土地の半分が義父名義で、半分が彼名義だった。

土地の名義変更するための手続きの際、発覚した。

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