気まぐれ作品置き場



「終わるんだってさ」

「……は?」



唐突に発せられた言葉。

それは最愛なる彼女からのもので。



「終わるって、なにがだ?」

「ここが。この世界がだよ」

「?」



眉をひそめて首をかしげれば、彼女はもう一度口を開いて言った。



「だから、『気まぐれ作品置き場』が今回の作品で終わるんだよ」

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