夢を見る
 こういった天候が実に始末が悪いのである。


 そう思っていた。


 その日は曇り空で、多分雄哉も傘を持ってくるだろう。


 掃除と洗濯が終わり、パソコンを立ち上げてネットニュースを見続ける。


 随時配信されてくるのだ。


 さすがに情報は早い。


 リアルタイムでニュースが見られる。


 普段からパソコンやスマホで情報収集していた。


 彼が来るのを待つ。


 そして午後二時を五分ほど回った頃、玄関先で物音がした。


 一瞬で雄哉だと分かる。


 玄関先に行き、扉越しに、


「どなた?」
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