夢を見る
 いつも仕事が忙しいのは承知の上で、だったのだし……。


 ゆっくりする。


 ベッドの上のシーツは定期的に洗っていた。


 汗や脂などで汚れてしまうので……。


 あたしも気を遣っていた。


 日常の細々したことでも。


 そして土日が過ぎ去る。


 また明日から通常通り仕事だ。


 別に雨天だろうが雷雨だろうが、関係なくオフィスは回り続ける。


 ずっとキーを叩きながら、また退屈な日を過ごすことになるのだった。


 だけど、それが会社員の現実であり、管理職の任されたことだ。


 受け入れていた。
 

 彼がいて、休みの日に会いさえすれば充電できると。
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