夢を見る
 気を付けていた。


 いつもペットボトルは欠かさず持参していて、一日が終われば、空になる。


 業務時間中は昼食休憩と、午後三時からの休憩時間以外、ずっとオフィスに詰めていた。


 単調なので、疲れないと言えばウソになる。


 そう思いながら、パソコンのキーを叩き続けていた。


 蒸し暑さばかりが頭に引っ掛かっていて、他のことは別に気にならない。


 その日もベッドの上で雄哉と過ごしながら、時を送る。


 もちろん合間に食事を取りながら、ゆっくりしていた。


 時間が過ぎ去っていく。


 週末も二人で過ごせれば何も怖くない。


 常にそう思っていた。


 揃ってゴロゴロするのもたまにはいいかなと感じている。


 あくまで週末や休みの日だけだったのだけれど……。
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