夢を見る
第50章
     50
 土曜の夜、抱き合って日曜の朝まで過ごした。


 日曜の朝、早い時間帯に目が覚めて、起き出す。


 キッチンでコーヒーを二杯アイスで淹れ、片方のグラスに蓋をして、冷蔵庫に仕舞い込んだ。


 雄哉はまだ眠っている。


 起こさないようにして、洗面台で洗顔し、メイクしていると、


「……おはよう」


 と気の抜けた声が聞こえてきた。


「ああ、雄哉。おはよう」


「コーヒー淹れて、冷蔵庫に入れてるわよ。気付けの一杯で濃い目に淹れておいたから飲んで」


「ありがとう」


 彼も大欠伸した後、キッチンへ向かう。
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