夢を見る
第52章
     52
 日曜の朝、普通に起き出して、キッチンでコーヒーを二杯アイスで淹れていると、雄哉が午前九時過ぎに起きてきた。


 まだ眠たいのだろう。


「雄哉、おはよう」


「……ああ、おはよう。だるいな」


「コーヒー淹れてるわよ。アイスで」


「ああ、済まないね。いただくよ」


 彼がそう言って、あたしの淹れたコーヒーのグラスを手に取り、口を付ける。


 朝食にトーストを焼き始めた。


「やっぱ雄哉も夏バテするのね?」


「うん。特に今年の夏は暑かったし、まだ蒸し暑いから」


「お盆休み最後の日だから、ゆっくりしようね」


「ああ。君も体だいぶきついだろ?」
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