夢を見る
第65章
     65
 ウイークデーはだるかった。


 月曜も朝から通常通り出勤してきて、パソコンの電源ボタンを押し、立ち上げる。


 そして起動する前にフロア隅のコーヒーメーカーでコーヒーを一杯淹れた。
 

 幾分苦いのだけれど、これがないと目が覚めない。


 玉木が、


「主任、瀬岡課長がお呼びです」


 と言ってきた。


「課長が?……何かしら?」


 呼び出しを食らうだけの理由がよく分からない。
 

 課長席へ向かうと、瀬岡が、


「ああ、尾田君。おはよう」


 と朝の挨拶をしてきた。
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