夢を見る
「ええ。すぐ出来るから待っててね」


「ああ」


 彼が頷き、持っているスマホを見ながら、待ち続けた。


 雄哉も断然ネットが多い。


 普通に何でもウエブで見てしまう。


 別にずっとネットをしているわけじゃないのだろうけれど、通勤時や移動の時間などは多分スマホを見ていると思う。


 今はSNSなどいろんなサービスがあるから、便利だ。


 ツイッターやフェイスブックなどで皆が繋がる時代である。


 あたしも尾田友里の名前でツイッターのアカウントを持っていた。


 仕事の合間に呟いたりする。


 まあ、もちろん、読書の方が断然好きだったのだけれど……。


 そして昼食にカレーを食べ終え、ささやかな幸せである休日が終わってしまえば、また通常通り慌しい平日が始まるのだ。
< 594 / 815 >

この作品をシェア

pagetop