夢を見る
第107章
     107
 月曜の朝、通常通り起き出し、キッチンでコーヒーを一杯淹れて飲む。


 そして出勤準備をし、部屋を出てから、歩き出す。


 疲れていた。


 いろいろあるのだし、月曜は一番憂鬱だ。


 そう思っていた。


 いつも通り、マンション付属の駐車場に停めている車に乗り込み、エンジンを掛けてから走らせる。


 毎日出勤し、所定の業務をこなしながら、きついのを感じていた。


 だけど、もうすぐ春だ。


 冷え込む日もあったのだけれど、季節の変わり目はかなり近まっている。


 あたしも思っていた。


 島への旅行は計画通りやると。


 そんなことを考えていた。
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