夢を見る
 コーヒーを一杯口にした後、上下ともスーツに着替えて、必要なものを詰め込んだカバンを持つ。


 そして歩き出した。


 確かにきつい。


 月曜は体調が優れなかった。


 誰でもそうだ。


 人間だから、休み疲れはある。


 それと同時にまた切迫した日常が始まるのだ。


 もちろん、平日でも雄哉とはメールなどで連絡を取り合うつもりでいる。


 欠かさずに、だ。


 車に乗り込み、走らせる。


 いつも思っていた。
 

 朝の渋滞に巻き込まれてもいいように、時間に余裕を持ってから行こうと。
 

 

 



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