夢を見る
 だけど、上役たちはちゃんとあたしを尾田君と呼ぶ。


 特に瀬岡が頻繁に声を掛けてくるのだった。


 雑用があったときは簡単に済ませ、パソコンのキーを叩きながら、考え続ける。


 雄哉と過ごす休日の事を。


 楽しくなるのだった。


 特に日曜などは。
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