【完】運命的な許嫁



俺は竜稀に説教しながら
はや歩きで学校に向かった。


竜稀は「うるせぇなぁー」
と文句をぐちぐち言いながら
小走りで俺の後ろを着いてきていた。



はや歩きで来たおかげか
HRまでまだ余裕があった。


竜稀はまだ、俺の後ろで
「着くの早すぎんだよ。 」
どぶつぶつ言っている。



ムカつく。



「てめぇのせいでな。
昼飯作る時間が無かったんだよ!
だから早く学校に来て食堂に
あるコンビニで弁当買うんだよ!」



竜稀はしぶしぶ、コンビニに
向かう俺に着いてきた。







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