冷たい王子は私の彼氏 Ⅱ
自分でも、あり得ないくらい怒りが込み上げてくる。
そんな、俺に震え出す山口
「なっ…
全っ然、王子じゃないじゃん!」
「は?」
「離っして!説明するから!!!」
その言葉に、俺は思い切り
胸ぐらを離した
山口は、シャツの首元をイライラしながら整えると
「…るりとアキヒロが全部仕組んだの。」
と、言い放った。
「…は?」
「るりは、まことを惚れさせて
アキヒロは、佐々木さんを惚れさせる。」
(………!?)
「でも、まこと。まーったく、るりに惚れてくれないんだもん。
それに、楽しくないし。まことも佐々木さんも、この作戦に乗ってくれないから。」
「なんだよ、それ。」