―彼氏と彼女―




「ん――、でも、どんな俺でも好きでいてくれるんだろ?」

「そっ そんなのズルい!」



 顔を赤くして怒る彼女に、俺の顔はニヤツいてしょーがない。




「ズルくても―――こんな俺を好きなんだろ?」




 答えは、彼女と俺の口の中。








 塞いだその熱は、俺をダメにする。



 それでも


 その吐息も、全てが俺のモノ―――。




         〜 end 〜


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