金色のシッポ
なあ美狐。
本当に短かったけど、俺は本気でお前を愛していたよ。
枕投げをして泣いていたお前は何を思っていたんだろうな。
孤独の固まりだったお前に俺は少しでも幸せをやれただろうか。
俺の心にポッカリ開いた穴は消えないけれどせめてお前が幸せでいることを願うよ。
ありがとう、美狐。
愛してる…
本当に…
END
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