32回、好きって言うよ。




「ぜ……ぜひ!」



「ん、わかった。
じゃあ駅に10時な」



「はいっ!」






傘の中。


それは2人きりの空間で、いつも以上にドキドキした。








「好きです!」




「知ってる」










笑う翼先輩の笑顔を、ずっと見ていたいと思った。








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