彼と彼女の場合

浩汰side

かわいい…

かわいすぎる!!

都内なのに綺麗に夜景が見える俺のお気に入りの場所に連れてきて、

頬を少し赤くしながら名前を呼んでくれて、俺も呼んだらますます真っ赤になった。

なんでこんなにかわいいんだ!?

身長差のせいで上目遣いになる彼女の瞳は少し潤んでいて…

抱き締めたい衝動に駆られた。


「愛果…もっと近くにおいで」

そう言いながら愛果を抱き寄せると、俺の腕の中にすっぽり収まる愛果。

緊張からか体はカチカチで…

それがまたかわいかった。
こういうのを愛おしいっていうんだろうか…。

しばらくそのままでいるとそっと愛果の手が背中に回された。

ますます近くなって愛果の胸の鼓動が伝わる。

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