桜色の恋
その日をさかいに俺は
あの黒髪少女に会うために
図書室にかよった。

少女は
いつも決まった場所にこしかけて
いつも本を読んでいた。

しかも、俺には絶対読めなそうな
分厚い本ばかり…。


骨が折れそうなほど
ずーっと読んでいる。

< 3 / 7 >

この作品をシェア

pagetop