一緒にいたい。

「笑うなよ・・・」

俺はそう梨絵に言って見つめてしまった。




「俺の夢は、梨絵のお婿さんになること。」



梨絵の表情が変わった・・・
俺の気持ちが伝わったようだ・・・


「だから梨絵が俺と一緒にいたくなくなっても、俺は一緒にいるつもりだからな。
約束したからずっと守るんだ・・・





今日の俺はおかしい・・・

今まで以上に素直になった。


梨絵を見ると・・・



泣いてる・・・



「も~泣き虫なんだから・・・」



俺は梨絵の頭をポンポンして、手をつないで歩く・・・




俺は自分の家に連れて帰った。
まだ一緒にいたかったから・・・



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