あの日、ぼくらは




まだ笑ってる。


「だってー優斗でも照れるんだなーって思ったから」


「あーそういうこと」


照れますよ、俺だって人だから。
彼女にこんなこと言うときくらい俺だって照れる。


「そーいうこと! !」


ふーん。
そんな未来の言葉にちょっとムカついた俺はもう1個気になってることを聞いてみた。


「今日メイクしてる?」


「うん!詩乃にやってもらったんだー。いつもより濃いんだけどね」




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