あの日、ぼくらは

放課後






舞野さんのまわりから人がはけたのはもう放課後だった。


みんなに囲まれて疲れたのかな?
ちょっとぐったりしてる気がする。


それでも行くのが詩乃と未来なのです。


「舞野さん。あたし、桜井詩乃。よろしく!」


「あたしは松永未来です。よろしくね!」


「桜井さんと松永さん?舞野ほのかです。ほのって呼んでください♪」


ほのー?!
あたし、ほのって呼ばなきゃいけないの!?


舞野さんて自意識過剰女?!


「うん!よろしくね~、"ほの"」




< 49 / 58 >

この作品をシェア

pagetop