あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。2



学校着いた♪


あー、遅れたぁ。


絶対勇輝怒るじゃん(泣)


あ、ちなみに遅れたって


ゆうのは勇輝と2人っきりの


SHR(ただイチャついてるだけですが)


に遅れたってことね?


勿論、授業には遅れません!


なんせ受験生ですからっ←強調

…んーなんか言い忘れてる


ような…。


あ、そうそう。


勇輝がこっちに残る理由は


なんかよく分かんないけど、


「私」のせいらしくて…


勇輝がお母さんに


「彼女と離れたくないから」


って言うと、


「や~ん、勇ちゃん


かっこいい青春ねー。


うん、分かったぁ♪


お父さんは説得しとくわ」


となんだか簡単に進み


「今度彼女さんに会いに行くから」


と、また私のハードルが


上がる(泣)


もうやめて下さい(TT)


…って話でした!


ガラガラ…


「勇輝、ごめん!遅れた…


ってあれ!?」


いつもの空き教室を開け


勇輝に謝った、つもりなんだけど…


私は誰もいない教室に


謝ってたみたい(笑)


あれ?勇輝が遅刻??


珍しいな。それとも喧嘩?


私は教室に入る。


(あ、ちなみに←『ちなみに』多いね(笑)


3年はクラス別れて


私と奈美と千香が同じA組。


爽也と勇輝が同じB組ですよ。)


「おっはよー」


「「おはよ。」」


千香と奈美が返事をしてくれた

「今日、勇輝いなくてさー


まあ遅れたから、ある意味


良かったんだけど。」


と2人に話しかける。


「「は?」」


え、何「は?」って。


2人共怖いよ!?


「百合、今日勇輝くん面接でしょ?」

と奈美の一言に私は「え゛!?」

となる。


「もーしっかりしてよ??


彼女さん~」


千香は言いながら


ケラケラ笑っている。


そ、そういえば


そんなこと言ってたかも!?


私はサーッと青ざめる


「あーあ。その様子じゃ


『頑張って♪』メールも


してないんでしょ??


勇輝くんかわいそ…」


奈美が勇輝のことを


哀れんでるけど、


「いや、覚えてても


そんなめんどくさいこと


しないし!」


私は有り得ない、有り得ない。

と否定する。


「相変わらずだねぇ」


と千香は笑ってる。


え、それが私だし?(笑)








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