問題男子は不登校




ついにその時が来まして。




「頑張ってねー柑菜ー」


手を振って帰っていく加奈ちゃん。


「ばいばい加奈ちゃん」








深いため息をつきながら
彼の家に向かう。


家に近づけば近づくほどに
私の足は重くなる。












彼の部屋のドアの前、、、




帰りたい。












重い腕を持ち上げ、チャイムを押す。










また出てこない。










自分から来いって言った相手待たせるってどんな神経してるの。


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