I LOVE……
拓也side〜

「さて…確か待ち合わせは駅だったよな??」

俺は駅に着くとソワソワとしながら辺りを見た。

え?なぜソワソワするかって??

そりゃぁ、8年ぶりにみんなに会えるんだよ!

そう…俺を暗闇から引きずり出してくれたみんなに…

俺がそんなことを思っていると……



「なぁなぁー君たちヒマー??
良かったら俺たちと遊びにいかなーい?」

俺はその方向に目をやると…そこには女の子4人をナンパしている男が3人…

って……俺は女の子4人をもう一度見た。

1人は茶色の長い髪に前髪をピンで止めている。

もう1人は茶色のボブで3人の男を睨み、

もう1人は黒色のボブにメガネをかけて辺りをキョロキョロ。

最後は茶色のセミロングで3人の女の子の前に立ち、男たちに何かを言っている。

4人の女の子に共通なのはクリンッとした大きな瞳。


って悠長に眺めてる場合じゃねーし!!

俺はその場所に向かった。



みんなを迎えに。
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