西澤さんと文子さん

その日の晩

「きれいでした~文子さんのドレス姿。」
「亮太さんのタキシード姿かっこよかったです!王子様みたいです。」
「俺が王子様・・・ってことは、文子さんはお姫様ですね(笑)」
「はい(笑)亮太さんだけのお姫様です。」


ベットの中で振り返る今日の衣装試着。西澤は、文子のドレス姿を思い出すたびに心臓をドキドキさせる。それは文子も一緒で、そのドキドキを隠すのに必死だった。


すると西澤は、じっと文子の顔を見つめ始める。文子は照れながらも「亮太さん?」と尋ねる。


「もっと、姫のことが知りたいです。」


西澤はその瞬間、文子を抱き寄せキスをする。


いつもとは違うキスを…





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