西澤さんと文子さん

「私、本当にきれいでした?」
「すごくきれいでしたよ、もっと好きになりましたよ!」
「よかったです(笑)私も、亮太さんをもっと好きになりました。かっこよかったです!」

その言葉に、西澤は少し照れながら「ありがとう。」といって文子の頬にキスをする。
その瞬間、文子も顔が紅くなり「にゅ~。」と頬を膨らますと、フォークにモッツァレラチーズを刺して西澤の口につける。すると西澤はパクッっとチーズを口の中に入れると、お返しとばかりに、そのフォークにトマトを刺して「あ~んしてください。」といいながら、文子の口にトマトをあてる。文子は、そのトマトをパクッと口に入れた。

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