西澤さんと文子さん


「ど・・・どうしたの?」


文子はおどおどしながら2人の兄に理由を聞いてみる。すると・・・


「どしたって?文子に会いに来たんだよ(笑)


「それ以外に理由なんてねぇだろ。」


「そ・・・そうだけど。」


当然と言えば当然の理由が帰ってきた。当たり前すぎて、呆れそうな位の回答。


「とにかく中入れろ!足が痛い(怒)」
「わかった、わかった。」
「お兄ちゃん、せっかく会いに来たのに・・・つれないよ、文子(泣)」
「もーわかったから!創輔兄さん、離れて!」


文子はそういいながら鍵を開け、兄たちを部屋に招きいれた。

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