西澤さんと文子さん

「いやん。忘れちゃったの?」

「あっ、あの…」

「そうよね~何十年振りだし、色々変わっちゃったし(笑)」


そういながら、ニコニコしながら話す女性。そしておもむろにバックからパスポートを取り出して西澤に見せつけた…


「鴨居…和幸…って」

「そう(笑)おひさしぶり!」


鴨居和幸

西澤が唯一友達と呼んでいた人物。
彼は、180度姿を変えて西澤の前に現れた…

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