第2ボタン。

心臓が大きく高鳴る。

今、チョコを渡すチャンス…。

どんどん差を縮めるあたしと赤尾くん。

言わなきゃ、

赤尾くんを呼びとめなきゃ、

赤尾くんとすれ違う前にはドキドキは最高潮。

すっと赤尾くんとすれ違った。

…、言えなかったか…。

「……あか、お、くん…」

赤尾くんがもう階段にいないと思って、ついつぶやいてしまった。

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