ひだまりHoney

「私にですか?」
「例え言葉を交わす事があっても、僕がその場にいれば希世さんも感情的にはならないだろうと」

ピーッと笛の音がなった。

どこからともなく残念そうな声が上がった。

「私が話してはいけない人なんですか?」
「珠洲さんは……晴暉の事が好きですか?」

質問を質問で返された。

しかも、ちょっとした疑問を言葉にしただけなのに、答え難いことを聞かれた。

無防備だった心に、切り込んで来られた気分だ。

「珠洲さんが晴暉を好きじゃないのなら、単なる迷惑な話になってしまいます……好きなのでしたら、遅かれ早かれ巻き込まれるでしょうけど」

普段は違うけど、このことに関してのみ言えば、大田原さんはそのまま紺野さんへ私の言葉を伝えてしまう気がした。

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